slumdog milloner

インドを舞台にした話題となった映画。スラムドッグミリオネラ。
レンタル開始になっていたので観ました。


インド、ムンバイのスラムの子供たちがテーマになっていて、日本でも みのもんた が司会をしているあの・・ファイナルアンサー・・・?溜め具合に魅了され、一攫千金を夢にみる人気番組、ミリオネラ  にかけている、ラブストーリー?「インド映画は、恋愛、アクション、コメディー、・・すべて含まれているパターンがほとんどなので、ジャンルは・・・?」

この映画は、キャスティングが全員無名の俳優陣にも関わらず、数々の賞を総なめにしているだけに、私にとってはとても衝撃的で、考えさせられられた作品。

中でも、 物乞いをしているシーン。
インドでは物乞いは一つの職業として存在している現実がある。
日本だとそれは恥だとか、醜い、と言われる行為。だけどインドでは、恥という文化がないから、貧富 生死 食も排泄もすべて公にある。立ちションなんて日常茶飯事。恥という概念が存在しないから、物乞いも普通のうち。

物乞いをする人たちは、様々なやり方でより多くのマネーを稼ごうとする。大人は子供を利用し、障害者は障害を利用する。
これほどまでに貧しいのに、彼らがこんなに強くいきいきとした目をしているのはなぜだろう・・・?


なんでも簡単に手に入って、道路も綺麗に整備され、トイレに行きたきゃすぐ行ける・・・今の私たち日本人には、考えられない恐れを知らない生き方、彼らは今日、、、今を生きる、、ことしか考えないのだろう。
自分に与えられた状況を全力で、自分が自分で在る ことしかしていない。

こんなに恵まれた環境に暮らせる私たちは、自分の在り方を受け入れなかったり、人に嫌われたくないという恐れを持って生きている。

本質的には私たちの方が貧しいのではないだろうか・・・・。
と、考えてさせられてしまう。。。




この映画を観たとき 「闇の子供たち」を思い出してしまった。
タイの子供たちがテーマで臓器売買をする・・・・。ちょっとこれ以上書けないくらい知りたくない知っておくべき現実・・・。
こちらも、レンタル出来ます。もう旧作。江口洋介主演。でもこの作品は本で読んだ方が断然いいです。映画は、はっきり言ってちょっと原作離れしちゃって、私的には・・・う?ん悲しい・・・・。でした。


芸術の秋・・・、たくさん本を読んだり映画や絵画を観たりして、心を揺さぶってくださいませ・・・音符
にしては、あまりhappyな作品をおすすめできない続きで・・困った